誰かと一緒に何かを成し遂げたい。この思いが、成長のエンジンになる。

工学部 機械制御工学科 卒
システムソリューション八部 第一グループ
2007年入社
担当業務:システム保守・改修

K.Y

大手損害保険会社に常駐し、自動車保険・火災保険・傷害保険サービスなどのシステム保守・改修プロジェクトに参画中。自社チームのリーダーとして、案件の進捗・メンバー管理を任されている。

チームリーダーとして、広い視野で
保守・改修タスクのマネジメントを。

現在の常駐先で担当しているのは、損害保険サービスをつかさどるシステムの保守・改修プロジェクトです。損害保険サービスは、被保険者が見舞われた事故の受付をはじめ、損害状況のチェック、保険金の支払いなど多岐にわたり、私はその中でも事故受付サービスの部分に携わっています。一般的な業務の進め方は、お客様がシステムの仕様を変更したい際や、業務課題が浮き彫りになったりした際に、私たちがタスク依頼を受け付けてシステム改修をスタートするイメージです。
私の主な役割は、お客様との話し合いによって共有した仕様変更・課題・方針などの取りまとめや、プログラミングを担当するメンバーのタスクチェックや状況確認など。自社チームのリーダーという立ち位置で、実務よりも全体のマネジメントに比重を置いた動きを行っています。

何事も「仕組み」に落とし、
自分の考え方を正しくメンバーに伝える。

私がチームリーダーとしてこだわっている点は、大きく2つほどあります。1つ目は、「仕組み化」を意識すること。単純作業であれば、最初の1回以降は「自動化できる仕組みはないか」を考えます。例えば毎日15分の進捗定例会議を実施する際には、説明に使う資料・データを自動収集できるツールを作ることで徹底的に効率化することも。また、難しい課題を解決した際には、必ず体系的にまとめた事例資料として残し、次回に同じ課題に直面した際にはスムーズな作業を可能とし、生産性向上に努めています。
2つ目は、チームメンバーと話す際には、必ず自分の考え方・想い・意図を伝えることです。物事を指示として押しつけるのではなく、チーム内でその業務における意味を吟味しながら、みんなが納得のもとで業務を進める。この連続によって、メンバーの成長につながると考えています。

これまでの苦労の中で学んだのは、
「チーム」だからこそ生み出せる力。

私は入社してから10年ほど証券系の現場に入り、20代の若手ながらもリーダーを任されました。ただその頃は若さもあって、周囲と向き合う姿勢もまだまだ未熟。自分の考えをメンバーに押しつけるあまり、信頼関係づくりもなかなか上手くいきませんでした。その後、半年間の育休を取得したのちの復帰先現場は、業務内容が証券系から現在の保険系となり、技術面でも使用言語がCOBOLからJavaへと全く異なるジャンルに変わったため、まるで転職したような感覚になって苦労しました。
そんな中で先にふれたこだわりを実践しながら、目の前の課題を一つひとつ乗り越え、当初数名だったチームは35名近くに拡大。まさにチームのみんなと一緒に成長する喜びを肌で実感しています。一人力では突破できないものがあるから、チーム一丸となって目標に向かう姿勢が自分を高めてくれる。そんな教訓を過去の現場経験から得ました。

自分の成長も、チームの成長も、
同じように喜べる人と一緒に働きたい。

IT業界で生きていく上では、「プログラムが書けるようになりたい」「システムで世の中を便利にしたい」という思いは、もちろん必要かもしれません。ただ私個人的には、「誰かと何かを成し遂げたい!」という思いが重要だと感じています。なぜなら私は今の現場で、すばらしい先輩方と協力会社に支えられ、時には協力しあいながら、みんなで一つのものをつくり上げる楽しさを知ったからです。
TSSには会社全体で社員の成長を支える文化が根付いていますので、技術の知識がなくてもちゃんと一人前のエンジニアになることができます。また保険・証券・ライフライン・AIなど、多種の領域にわたって活躍できるフィールドがTSSにはあるので、多くの経験を積むチャンスがほしい方にもお薦めです。私も成長意欲あふれる仲間と共に働き、お互いに刺激し合えたらいいと思っています。

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