時短勤務は、ただの早退じゃない。むしろSEとしての管理能力が磨かれた。

文学部 史学科 卒
システムソリューション三部 第二グループ
2013年入社
担当業務:システム保守・改修

S.I

大手SIerに常駐し、健康保険の現金給付・債権管理システムの保守・改修に携わる。国内メンバー約10名+中国のオフショアメンバー約4名で構成されるチームのサブリーダーを務めている。

システム保守・改修の管理をしながら、
毎日子どもの保育園の送り迎えを。

私がいま携わっているのは、健康保険の現金給付・債権管理システムの保守・改修プロジェクトです。日常業務の大きな役割としては、常駐先のリーダーから依頼された保守・改修案件の取りまとめや、国内・国外のチームメンバーに振り分けた業務の進捗管理など。常時3件くらいの案件が同時進行しています。
実は私、3年ほど前に産休・育休のブランクから復帰していまして、現在は時短勤務制度を使って4歳の子育てと仕事の両立を図っています。子どもは保育園に通っていますので、17時には必ず会社の業務を終えて、18時に保育園で待っている子どもをお迎えに行く毎日を送っています。時短勤務に移行する前と比べて実働時間も限られていることから、「タスクが終わらないから残業してみんなの作業をサポートしよう」みたいな動き方もなかなか難しくなっています。

時短勤務は、タスク管理が甘かった
自分を変革するチャンスになった。

終わりの時間に明確な区切りがなかった時と比べ、今は大きく仕事の仕方が変わりました。私がいま一番重視しているのが、同じやりとりをなくすこと。以前はメンバーと口頭で情報を共有し、結局それを忘れてしまって同じ作業を繰り返すシーンも。それが原因で17時に自分のタスクが終わらず、身内に子どものお迎えを頼まざるを得なくなったり、メンバーに迷惑を掛けたりしてしまうこともありました。
私は時短勤務を理由にパフォーマンスを落としてはいけないと思い、生産性が上がる仕事の仕方を考えるようになりました。やりとりの履歴が残る「メッセンジャー」を使って認識合わせをする。作業中の成果物を共有サーバーに格納してもらい、午前・午後と細かくチェックして早めの軌道修正を図る。このような工夫を重ねることで確実に時間ロスは減っていきました。

上司・チームの仲間…まわりの
サポートがあったから、今の私がいる。

このような働き方ができているのは、もちろん上司やチームメンバーのサポートがあってこそ。TSSはチームとしてプロジェクトに参画しますので、一緒に仕事をする中で自ずとコミュニケーションが深まり、困った時には助け合う気持ちも生まれてきます。特に経験も知識も少ない若手にとっては、こんなに何でも相談できるチームは心強いのではないでしょうか。
みんながみんなを支え合うチームだから、私も時短勤務の件を相談しやすかったですし、まわりも「しっかりとバックアップするから」と快く応援してくれました。現在はいくらスケジュール通りにタスクが進んでいたとしても、子どもが体調を崩してしまった時には出社が厳しくなってしまう時も。そんな状況になっても、チームのみんなは進んでカバーに入ってくれます。とにかく感謝の言葉しかありません。

積極的に最新技術にアンテナを張り、
知識をアップデートしたい。

IT業界に身を置いていると、とにかくあらゆる情報が目まぐるしい早さで刷新されていくのを肌で感じます。私も産休・育休で1年半休んでいる間に、クラウドやRPAなどの最新技術がさらに浸透し、ブランクから復帰した時には「え!ここまで進歩したの?」とビックリしてしまいました。例え今のプロジェクト業務に直接関係ない技術だとしても、エンジニアとして活躍のフィールドを広げていくためには、最低限の技術トレンドをキャッチアップする姿勢は欠かせません。
そういった意味でも、子どもが生まれる前に何回も落ちてしまった「高度情報処理技術者試験」の合格は、個人的に設定している直近の目標です。今までは家庭の事情で受験のタイミングがうまく取れませんでしたが、今後は自社の資格取得支援制度を活用しながら新しい知識を蓄えていければと思っています。

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